−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェア名 BIOS 対象機種 ThinkPad X40 対応OS Windows XP (Home Edition and Professional) Windows 2000 バージョン 2.08 発行日 2006年12月25日 旧名称 IBM ThinkPad X40 BIOS アップデート・ユーティリティー (eFlash版) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注意事項 −今回提供される BIOS は、エンベッデッド・コントローラー・プログラムの バージョンが 1.12 またはそれ以降の場合、正常に動作します。 まだエンベッデッド・コントローラー・プログラムを更新されていない方は、 別パッケージ「エンベッデッド・コントローラー・プログラム バージョン 1.12(またはそれ以降)」を入手し、エンベッデッド・コントローラー・プ ログラムも同様に更新してください。 −インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 738/758/778/733 を搭載した機種を お使いになる場合は、エンベッデッド・コントローラー・プログラムの バージョンを 1.32 (またはそれ以降) にアップデートしてください。 −インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 738 を搭載した機種をお使いになる 場合は、BIOS の バージョンを 1.42 (またはそれ以降) にアップデートして ください。 −インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 758 または 733 を搭載した機種を お使いになる場合は、BIOS の バージョンを 1.55 (またはそれ以降) に アップデートしてください。 −インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 778 を搭載した機種をお使いになる 場合は、BIOS の バージョンを 2.02 (またはそれ以降) にアップデートして ください。 −BIOSとエンベッデッド・コントローラー・プログラムの両方を更新する場合 は、先にBIOSを更新してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェアの役割 ThinkPad本体内のBIOS(システム・プログラム)を更新します。BIOSを更新す ることにより、問題の解決や機能の追加、拡張ができます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回の変更内容 [重要な変更] ありません。 [新機能または機能の拡張] −Microsoft Windows Vista のサポート [問題の解決] −DOS用プログラムを実行している時、CGAフォントが画面に表示されない。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョンの確認方法 (A), (B)の2通りの方法があります。 (A) Windowsでの確認 1. Windowsを始動します。 2. ThinkPad 機能設定を起動します。 「スタート」「すべてのプログラム (またはプログラム)」「Access IBM」 「ThinkPad 機能設定」の順にクリックします。 3. ThinkPad 機能設定の画面で、「システム情報」アイコンをクリックしま す。 4.「BIOS情報」タブをクリックします。 画面上に、次のバージョン情報が表示されています。 BIOS バージョン エンベッデッド・コントローラー・バージョン 5.「OK」をクリックし、終了します。 (B) BIOS設定での確認 1. コンピュータの電源を切ります。 2. コンピュータの電源を入れます。 3. 画面左下に To interrupt normal startup, press the blue Access IBM button が表示されたら、F1キーを押します。 「BIOS Setup Utility」の画面が表示されるまで待ちます。 パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れます。 4. 画面上の次の行に、バージョン情報が表示されています。 BIOS Version : BIOSのバージョン Embedded Controller Version : エンベッデッド・コントローラー・ プログラムのバージョン 5. コンピュータの電源を切り、終了します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− BIOSの更新方法 (注意) −現在問題なくシステムをお使い頂いている場合は、必ずしもBIOSを更新する 必要はありません。そのままお使いください。 BIOSを更新する必要があるかどうかの判断は、「バージョン情報」の章を参 照してください。 −RDM (Remote Deployment Manager) または同様の環境下でBIOSを更新する場 合、更新作業に先だってあらかじめ始動パスワードを削除しておきます。 −BIOSの更新作業には、ACアダプター、及び充電済みのバッテリー・パックが 必要です。 警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、BIOSの更新中に 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたりしないでください。 BIOSの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が必要と なる場合があります。この場合、レノボまたはレノボ特約店にThinkPadを お持ちいただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 次の3通りの方法があります。 (A) ThinkPad ソフトウェア導入支援による自動更新 (B) 手動更新 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) (A) ThinkPad ソフトウェア導入支援による自動更新 1. コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 2. Windowsを始動します。Windows XP/2000の場合は、アドミニスト レーター特権をもつユーザーIDでログオンします。 3. Internet Explorerを起動します。 4. ツール バー上の「ThinkPad ソフトウェア導入支援」ボタンをクリック します。(*1) 5.「ようこそ」の画面で「新規・更新パッケージの導入」が選択されている ことを確認し、「次へ」をクリックします。 6.「更新パッケージの検出」画面で「インターネット上の最新情報を取得す る」にチェック・マークがついていることを確認し、「次へ」をクリッ クします。 検索を開始します。 7.「プログラム」の使用許諾に同意する画面がでます。よく使用許諾を読んだ上、 同意する場合は、同意ボタンを押してください。 8.「パッケージのダウンロード」画面が表示されたら「次へ」をクリックし ます。 9.「パッケージの選択」画面が表示されたら、 BIOS または ThinkPad BIOS アップデート にチェック・マークが付いていることを確認します。(*2) 10.「次へ」をクリックします。 11.「パッケージの導入」画面でパッケージ名を確認し、「導入」をクリック します。 12. 完了しました。と表示されたら「OK」をクリックします。 13.「閉じる」をクリックします。 14. 画面の指示に従います。 ご使用の環境によっては、下記のメッセージが表示されることがあります。 その場合は、システムを再起動後、BIOSの更新作業を再度実行してください。 DeviceIoControl() returns 2 オペレーティングシステムを再起動して、 BIOSまたはエンベッデッド・コントローラーの アップデート・ユーティリティを再実行してください。 Windowsが自動的に終了し、BIOSアップデート・ユーティリティの画面が表 示されます。 15. メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 16. 読み終えたら、Escキーを押しメニューに戻ります。 17.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従って更新を行い ます。 更新の作業が終了すると、コンピューターが自動的に再起動します。 これで全ての作業が完了です。 ヒント *1: ツール バー上に「ThinkPad ソフトウェア導入支援」ボタンが表示されない 場合は、 (a) Internet Explorerのメニュー バー上で、「表示」「ツール バー」 「ユーザー設定」の順にクリックします。 (b)「ツール バーの変更」画面の「利用できるツール バー ボタン」のリス トの中から「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタンをクリックして選 択し、「追加」をクリックします。 (c)「現在のツール バー ボタン」に「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタ ンが登録されたことを確認したら、「閉じる」をクリックします。 もし、「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタンが見当たらない場合は、 −「ThinkPad ソフトウェア導入支援」自身を更新して (バージョン 2.10.03C2 およびそれ以降)、ツール バーに登録できるようにする。 −手動で「ThinkPad ソフトウェア導入支援」を起動する。 (例) 「スタート」「すべてのプログラム (または プログラム)」「Access IBM」「ThinkPad ソフトウェア導入支援」の順にクリックする。 のどちらかを実行してください。 *2: チェック・マークのついたその他のパッケージも同時に更新することができ ます。目的のパッケージだけを更新したい場合は、それ以外のパッケージに ついているチェック・マークをクリックしてチェック・マークの表示を消し ます。 各パッケージ名の左端の + マークをクリックすると、現在導入されている バージョンが表示されます。 (B) 手動更新 「手動更新の方法」の章を参照してください。 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) 「コマンド・ラインによる更新(Unattended インストール)の方法」の章 を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 更新作業をスムーズに行うためのヒント BIOSを更新する際に、次のような問題が発生することがあります。 −更新作業中にSTOP ERROR(青画面を背景にしたストップ・エラー)が発生し、 作業が完了しないうちにコンピュータが勝手に再起動していまう、または STOP ERROR画面でハングする。 −「Debug ...」「eFlash Error」ウィンドウ等が表示され、そのまま更新作 業が中断する。 −メイン・メニュー画面で、画面の一部(右側)にゴミが表示されてしまう。 等。 そのような場合は、次のヒントを参照して更新作業を行ってみてください。 1. 使用しているWindowsに必要な最小メモリー(例:Windows XPでは256 MB) よりも、なるべく多くのメモリーをコンピュータに搭載する。 2. Windowsが始動してもすぐにBIOSの更新作業を行わない。 Windows スタートアップ、スケジュールで登録されたプログラムの始動・ 実行が完全に終了するまで待つ。(特にアンチ・ウィルス・プログラム等 は始動・実行の完了に時間がかかります。) 3. BIOSの更新作業の前に、なるべく他のプログラムを終了させる(クローズ する)。 4. BIOSの更新作業中にWindows上に表示される「ThinkPad BIOS アップデー ト − InstallShield Wizard」画面で、マウスで「次へ」をクリックす るかわりにキーボードの「Enter」キーを押して画面を先に進める場合は、 適当に間隔を空けてキーを押す(素早くキーを押して行かない)。 この理由は、「InstallShield Wizard」画面の表示中はアップデート・ ユーティリティのプログラムの一部がバックグラウンドで実行されてお り、そのプログラムが終了しないうちに Enter キーを次々と押して画面 を先に進めていくと、その処理が正常に終了しない場合があるからです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− BIOSを初期設定に戻す方法 「バージョン情報」の章の「問題解決/変更の概要」に書かれていない障害が 発生した場合、BIOSの設定を初期設定(デフォルト)に戻してみるのも一つの 方法です。 BIOSを初期設定に戻す方法は以下の通りです。 1. コンピュータの電源を切ります。 2. コンピュータの電源を入れます。 3. 画面左下に To interrupt normal startup, press the blue Access IBM button が表示されたら、F1キーを押します。 「BIOS Setup Utility」の画面が表示されるまで待ちます。 パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れます。 4. F9キーを押します。(Setup Defaults) 5.「Yes」を選び、初期設定に戻します。 6. F10キーを押します。(Save and Exit) 7.「Yes」を選び、保存・終了を行います。 システムの再設定が完了し、システムは自動的に再起動します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報 (日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます) 現在までに次のBIOSが提供されています。またそれに対応したエンベッデッ ド・コントローラー・プログラムもそれぞれ用意されています。 (略語) BIOS ID : 管理者用のBIOS識別情報 BIOS Date : BIOSの日付 ECP : エンベッデッデ・コントローラー・プログラム BIOS BIOS ID BIOS Date  ECP    バージョン 年-月-日 バージョン ---------- -------- ----------  ---------------------   2.08 1UETD3WW 2006-12-21 1.12 (またはそれ以降)(*3) 2.07 1UETD2WW 2006-08-31 1.12 (またはそれ以降)(*3) 2.06 1UETD1WW 2006-03-01 1.12 (またはそれ以降)(*3) 2.03 1UETC8WW 2005-09-28 1.12 (またはそれ以降)(*3) 2.02 1UETC7WW 2005-08-10 1.12 (またはそれ以降)(*3) 1.67 1UETB7WW 2005-07-15 1.12 (またはそれ以降)(*4) 1.66 1UETB6WW 2005-06-15 1.12 (またはそれ以降)(*4) 1.65 1UETB5WW 2005-04-14 1.12 (またはそれ以降)(*4) 1.55 1UETA5WW 2005-01-07 1.12 (またはそれ以降)(*4) 1.44 1UET94WW 2004-12-14 1.12 (またはそれ以降)(*5) 1.43 1UET93WW 2004-10-15 1.12 (またはそれ以降)(*5) 1.42 1UET92WW 2004-09-16 1.12 (またはそれ以降)(*5) 1.22 1UET74WW 2004-07-20 1.12 (またはそれ以降) 1.21 1UET73WW 2004-05-20 1.12 (またはそれ以降) 1.20b 1UET72WW 2004-04-26 1.12 (またはそれ以降) 1.14 1UET63WW 2004-02-03 1.12 (またはそれ以降) 1.13 1UET62WW 2004-01-09 1.12 (またはそれ以降) 1.05 1UET40WW 2004-01-07 1.02 (またはそれ以降) 1.04 1UET39WW 2003-12-02 1.02 (またはそれ以降) (注意) *3: インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 738/758/778/733 を搭載した機種を お使いになる場合は、エンベッデッド・コントローラー・プログラムの バージョンを 1.32 (またはそれ以降) にアップデートしてください。 *4: インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 738/758/733 を搭載した機種を お使いになる場合は、エンベッデッド・コントローラー・プログラムの バージョンを 1.32 (またはそれ以降) にアップデートしてください。 *5: インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 738 を搭載した機種をお使いになる 場合は、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョンを 1.32 (またはそれ以降) にアップデートしてください。 問題解決/変更の概要 (略語) x.xx BIOSのバージョン bbbbbbbb 管理者用のBIOS識別情報 を示します。 [重要] 重要な変更を示します。 (新) 新機能または機能の拡張を示します。 (修) 問題の修正を示します。 <2.08 (1UETD3WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新) Microsoft Windows Vista のサポート −(修) DOS用プログラムを実行している時、CGAフォントが画面に表示されない。 <2.07 (1UETD2WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) Windows 2000, XP用 videoドライバ バージョン6.14.10.3943(1UD164WW) (またはそれ以降)を導入すると、スタンバイ状態から復帰後、液晶画面の 輝度の設定が変わっている場合がある。 <2.06 (1UETD1WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) CardBus コントローラーの設定値の修正。 −(修) 製造工程上の問題の修正。 −(修) BIOS 設定でブート・デバイスを変更すると、システムがハングする場合 がある。 −(修) POST 中に画面に表示される Intel Pentium M Processor と Centrino の ロゴが更新されました。 −(修) 不具合を持つ HDDを装着した場合、POST がハングする場合がある。 −(新) BIOS の 設定項目「ThinkPad NumLock」が「BIOS Setup Utility」に 以下のように追加になりました。    -「Config」-> 「Keyboard/Mouse」に「ThinkPad NumLock」 「Independent」を選択した場合、外付けキーボードの NumLock (ナム・ ロック) の状態とは無関係に、ThinkPad の NumLock のみを使用不可に できます。ThinkPad 側の NumLock が使用可能になっていると、外付け キーボードの NumLock も使用可能になります。 「Synchronized」を選択した場合、ThinkPad と外付けキーボードの NumLock の状態は常に同じになります。    *「ThinkPad NumLock」設定項目をご利用いただくには、エンベッデッド・ コントローラー・プログラムもバージョン 1.61 (1UHTB1WW) または それ以降に更新していただく必要があります。 <2.03 (1UETC8WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) 1UETB7WW (バージョン1.67) またはそれ以降の BIOS で、ウルトラベイ・ スリム セカンド HDD アダプターを使用中、電源オフ状態から Wake On LAN した場合、ハードディスクパスワードを設定していない 状態でも システムが電源オフ状態に戻ってしまう。 −(修) USB フロッピー・ドライブ や USB メモリー・キーなどを装着した状態で、 BIOS パスワード入力画面で電源オフを行うと、次回のブートで POST エラーが表示される。 <2.02 (1UETC7WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新) 内蔵 Bluetooth デバイスを オン または オフにするための BIOSの設定が 以下のように追加になりました。    -「Config」-> 「Network」に「Internal Bluetooth Device」    *「Disabled」を選択すると、内蔵 Bluetooth デバイスが OS から 見えないようになります。 −(新)インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 778 を搭載した機種のサポート。 この機種をお使いになる場合は、エンベッデッド・コントローラー・     プログラムのバージョンを1.32(またはそれ以降)にアップデートしてください。 −(修) ウルトラベース X4 または ThinkPad X4 ドックに接続された一部の USB ストレージ・デバイスが、POST 中に F12 キーを 押すことによって 表示される「Boot Menu」の中の 始動デバイスに含まれない場合がある。 <1.67 (1UETB7WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新)起動時のセキュリティー強化:  ハードディスクパスワードが設定された状態では、パスワードの設定関係に よらず、電源オフ状態からの Wake On LAN 動作を禁止した。 <1.66 (1UETB6WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) ウルトラベース X4 に装着した USB メモリー・キーからブートできない 場合がある。 −(修) BIOS Setup Utility の「Internal Network Option ROM」の設定が リモート CMOS アップデートユーティリティで更新できない。 −(修) バックアップ・バッテリーを交換後、 BIOS Setup 画面で Security Chip を、     Clearしても、PC Doctor DOS の Security Chip のテストが失敗したり、 Security Chip を使用するアプリケーション(Client Security Software 等)が インストールできない場合がある。 <1.65 (1UETB5WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) BIOS Setup または Windows NT 環境下で、FnキーとF5キーを同時に押しても Bluetooth LED が オン・オフしない場合がある。 −(修) スタンバイ状態のシステムをウルトラベース X4 に装着した後、レジュームせずに ウルトラベース X4 から取り外しのためにイジェクト・レバーを引くとビープ音が 鳴る場合がある。 −(修) ハードディスク・パスワードを入力した直後に、画面が消えてしまう場合がある。     この問題は、以下の条件の時に発生します。     −システムがウルトラベース X4が接続されていて、スタンバイ状態になっている    −セカンド・ハードディスク・ドライブにハードディスク・パスワードが設定されている     この状態で、セカンド・ハードディスク・ドライブをウルトラベース X4 のベイに挿入すると、     通常の動作状態に戻り画面左上にハードディスク・パスワードのアイコンが表示されて、     パスワードの入力を要求されます。ここで、パスワードを入力した直後に、     画面が消えてしまう場合があります。 −(新)ThinkPad X4 ドックのサポート。 ThinkPad X4 ドックをお使いになる場合は、システムを X4 ドックに装着する前に BIOS および EasyEject ユーティリティをアップデートしてください。   EasyEject ユーティリティは 75U202WW (またはそれ以降) が必要です。 導入手順は X4 ドック ユーザーズ・ガイドにも記載されています。 <1.55 (1UETA5WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) 休止状態から復帰した直後に、Access IBM のプログラムが起動して     しまう場合がある。 −(新)インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 758 を搭載した機種のサポート。 この機種をお使いになる場合は、エンベッデッド・コントローラー・     プログラムのバージョンを1.32(またはそれ以降)にアップデートしてください。 −(新)インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 733 を搭載した機種のサポート。 この機種をお使いになる場合は、エンベッデッド・コントローラー・     プログラムのバージョンを1.32(またはそれ以降)にアップデートしてください。 <1.44 (1UET94WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) 「BIOS Setup Utility」の「Intel(R) SpeedStep technology」オプションの 設定を「Enabled」「Mode for Battery」オプションの設定を「Maximum Performance」にしても、バッテリーによる動作時のプロセッサーの動作 周波数(動作速度)が最高値にならない場合がある。 「Intel(R) SpeedStep technology」および「Mode for Battery」オプ ションの設定は、次の場所にあります。 BIOS Setup Utiityのメイン・メニュー -> Config -> Power <1.43 (1UET93WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) 「802.11a/b/g MiniPCI カード」のデバイス・ドライバーがバージョン    2.4.1.8 より古いバージョンを使用していると、BIOS 1.42(1UET92WW)を     適用することにより、「802.11a/b/g MiniPCI カード」が動作しない     ことがある。 −(修) 始動パスワードがあらかじめ設定されていると、コンピューターがシステム    休止状態から通常の動作状態に戻る時にパスワードの入力画面が表示される    が、「BIOS Setup Utility」の「Require password after hibernate」    オプションの設定が「Enabled」になっていると、パスワードの入力画面の    表示後すぐにコンピューターの電源が勝手に切れてしまう。 −(修) 「Client Security Software」を導入して「ユーザー認証マネージャー」    機能を使用している場合、スタンバイ状態から通常の動作状態に戻る時に    「ユーザー認証マネージャー」によってあらかじめ登録されたパスフレーズ    の入力を求められるが、次の条件が全て重なると、その正しいパスフレーズ    を入力しても認識されない。    1.「BIOS Setup Utility」の「Timer Wake with Battery Operation」    オプションの設定が、「Disabled (復帰しない)」になっている。    2. Windows XPの「電源オプション」のプロパティの「電源設定」で、バッ    テリー使用時の「システム スタンバイ」と「システム休止状態」の時間     が設定してある。ここで、「システム スタンバイ」よりも「システム休    止状態」の方が長い時間に設定してある。    3. ACアダプターを外し、バッテリーによる動作状態になっている。    4. 3.で設定した時間に従ってコンピューターがスタンバイ状態に入るが、    さらにシステム休止状態で設定した時間以上にそのまま何もしないでお    いておく。    5. コンピューターをスタンバイ状態から通常の動作モードに戻す。 <1.42 (1UET92WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新)インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 738 を搭載した機種のサポート。 この機種をお使いになる場合は、エンベッデッド・コントローラー・     プログラムのバージョンを1.32(またはそれ以降)にアップデートしてください。 −(新)インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 713 を搭載した機種のサポート。 −(新) ワイヤレスLAN 802.11a/b/g Mini-PCI カード II のサポート。 −(新) 内蔵イーサネット・デバイス と 内蔵ワイヤレス・デバイス を 個別に オンまたはオフにするためのBIOSの設定が以下のように追加になりました。    -「Config」-> 「Network」に「Internal Network Device」   -「Config」-> 「Network」に「Internal Wirekess Device」    *「Disabled」を選択すると、内蔵デバイスが OS から見えないようになります。 −(修) 「BIOS Setup Utiity」内のメイン・メニュー -> Security -> Password -> Require password after hibernateオプションを Enabledに設定していて、かつ始動パスワードを設定していると、 ハイバネーションからの復帰時にパスワードを入力してもシステムが 起動しない場合がある。 <1.22 (1UET74WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新) 「ThinkPad ソフトウェア導入支援」によるBIOSの自動更新機能の提供。 BIOSの更新があった場合、「ThinkPad ソフトウェア導入支援」で更新パッ ケージの検出を行うと、インターネット上の必要なファイルの検出、ダウン ロード、解凍、更新までを全て自動的に実行します。 詳細は、「BIOSの更新方法」の章の「(A) ThinkPad ソフトウェア導入支援 による自動更新」を参照してください。 −(新) システムがタイマーにより、ハイバネーション・モードから起き上がる時、     パワーオンパスワードを入力しなくても、システムを起動できるようにする    ためのBIOSの設定が追加になりました。 -「BIOS Setup Utility」の「Power」に「Timer Wake with Battery Operation」 -「Security」-> 「Password」に「Require password after hibernate」 <1.21 (1UET73WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) 動作中に、システムをドッキングステーション Ultrabase X4に接続すると、   システムがフリーズする場合がある。 <1.20b (1UET72WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) DOSの環境下でIRデバイスが動作しない場合がある。 −(新)1.3GHz CPUのサポート。これは、1.3GHz CPUをのせたモデルのみに適用     されます。 <1.14 (1UET63WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) (Windows NT4) 外部モニタをディスプレイデバイスとしている場合、resume時   のBIOSパスワードプロンプトが外部モニタに表示されず、LCDパネルのみに表示   される。   NT4用videoドライバ バージョン4.03.1381.3757(1UD214WW)(またはそれ以降)   が必要です。 −(修) (Windows NT4) LCDパネルを表示デバイスとしていた場合、ハイバーネーション   からの復帰後、画面がくずれる。Ctrl+Alt+F1キーを押す、もしくはサスペンド   レジュームをおこなうことによって、画面は復帰する。 <1.13 (1UET62WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.12(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新)ハードディスク・アクティブプロテクション・システムのサポート *ハードディスク・アクティブプロテクション・システムの機能を使うには、 エンベッデッド・コントローラー・プログラム バージョン1.12(1UHT58WW) (またはそれ以降)とAPSドライバパッケージ1.20b(またはそれ以降)が必要 です。必要に応じ、エンベッデッド・コントローラー・プログラムとAPS ドライバをアップデートしてください。   −(新)Peak Shift機能のサポート −(新)BIOSアップデートユーティリティでのMTM番号変更機能のサポート −(新) インテル(R) PRO/Wireless 2200BG ネットワーク・コネクションのサポート。 −(修) (Windows XP, Windows 2000) ウルトラベースX4にシステムをゆっくり装着   した場合、システムがフリーズする可能性がある。 <1.05 (1UET40WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.02(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(修) SDメモリカードの書き込み禁止ノッチの意味が反転している。 −(修) システム内の温度センサに異常があった場合にもシステム始動時にエラーを   表示しない。 −(修) (Windows XP, Windows 2000) ウルトラベースX4にシステムをゆっくり装着   した場合、システムがフリーズすることがある。 <1.04 (1UET39WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.02(またはそれ以降)の場合、正常に動作します。 −(新) ThinkPad X40のサポート(第一版)。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 手動更新の方法 WindowsのInternet Explorerを使用する場合を例に説明しています。 警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、BIOSの更新中に 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたりしないでください。 BIOSの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が必要と なる場合があります。この場合、レノボまたはレノボ特約店にThinkPadを お持ちいただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (ダウンロード) 1. Internet Explorerで、インターネット上の目的のファイルをクリックし ます。 2.「ファイルのダウンロード」画面で、「保存」をクリックします。 3.「保存する場所」で「デスクトップ」を選択します。 または他の好きな場所を「保存する場所」で選択します。 4.「保存」をクリックし、画面に従いファイルを一時的に保存します。 (更新) 5. Windows XP/2000 環境の場合は、アドミニストレーター特権をも つユーザーIDでログオンしていることを確認します。 6. コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 7. Windows のデスクトップ画面を表示します。 または、手順 3.で指定した保存場所をエクスプローラで開きます。 8. 手順 4.で一時的に保存したファイルをダブルクリックします。 9. 画面の指示に従います。 ご使用の環境によっては、下記のメッセージが表示されることがあります。 その場合は、システムを再起動後、BIOSの更新作業を再度実行してください。 DeviceIoControl() returns 2 オペレーティングシステムを再起動して、 BIOSまたはエンベッデッド・コントローラーの アップデート・ユーティリティを再実行してください。 Windowsが自動的に終了し、BIOSアップデート・ユーティリティの画面が表 示されます。 10. メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 11. 読み終えたら、Escキーを押しメニューに戻ります。 12.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従って更新を行い ます。 更新の作業が終了すると、自動的にシステムの電源はオフになります。 これで全ての作業は完了です。 最後に、手順 4.で一時的に保存したファイルを削除しておきます。 これで全ての作業は完了です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コマンド・ラインによる更新の方法 (Unattended インストール) この方法は、システム管理者が一度に大量のThinkPadのBIOSを更新する場合 のみ必要です。 このパッケージで提供されるファイル名(1UUJ22JP.EXE)に、-s -a -s オプションを追加してコマンド・ラインで実行します。 (例) ドライブ名\ディレクトリ名\1UUJ22JP.EXE -s -a -s 更新作業の注意事項は、「手動更新の方法」の章の(ファイルの解凍と更新) に準じます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 技術情報 (専門的な内容ですので、必要な方のみご利用ください) メモリー空間の情報: <予約領域> コンベンショナル・メモリー内の次のメモリー空間は、BIOSその他によって あらかじめ予約され、使用できません。 C0000-CFFFF ビデオBIOS用 D0000-D3FFF イーサネット用オプションROM (*6) DC000-DFFFF USB BIOS (*7) E0000-FFFFF システムBIOS (注意) *6:「Internal Network Option ROM」の設定を「使用不可(Disabled)」に すると、使用可能な領域となります。 (「BIOS Setup Utility」メニューの Config -> Network -> 「Internal Network Option ROM」オプション) *7:「USB BIOS Support」の設定を「使用不可(Disabled)」にすると、使 用可能な領域となります。 (「BIOS Setup Utility」メニューの Config -> USB -> 「USB BIOS Support」オプション) 使用不可にしても、USB機器をWindowsで使用することはできます。 <使用可能な領域> 次のメモリー空間は、EMM386等のメモリー・マネージャで使用可能です。 D4000-DBFFF 但し、オペレーティング・システムによっては、上記の使用可能な領域から CardBusコントローラその他用にメモリー空間を割り当ててしまいます。 そのアドレスとサイズは、オペレーティング・システムの仕様により異なり ます。 上記で示された情報は、今回提供したBIOSのバージョンでのみ有効です。また 将来のBIOSの更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * ThinkPad は、Lenovo の米国での登録商標です。 * IBM および OS/2 は、IBM Corporation の登録商標です。 * Intel, Pentium および Centrino は、Intel Corporation の登録商標です。 * Microsoft, Windows および Windows NT は、Microsoft Corporation の 登録商標です。 * Windows Vista は、Microsoft Corporation の商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。 ==========================================================================