補足説明:かならず最後までお読みください ========================================================================== (C) Copyright IBM Corp. 2005 ========================================================================== 【ソフト名】 BIOS - ThinkPad X31/X32 Ver.3.00d(1QET94WW) 【登 録 名】 1QUJ17JP.EXE 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社 【対応機種】 ThinkPad X31 ThinkPad X32 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている 人には営利を伴わない形態であれば自由です。 2)以下の禁止事項は守って下さい。 −他のネットワークへの転載。 −ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。          −雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。 【導入方法】 ****************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ****************************** ========================================================================== 【ファイル紹介】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェア名 BIOS 対象機種 ThinkPad X31 ThinkPad X32 対応OS Windows XP (Home Edition および Professional) Windows 2000 Windows NT 4.0 + サービス・パック6aおよびそれ以降の適応 Windows 98 Second Edition(*1) Windows 98(*1) (注意) *1: ThinkPad X31のみサポートします。 バージョン 3.00d 発行日 2005年4月6日 旧名称 ThinkPad X31 BIOS アップデート・ユーティリティ (eフラッシュ版) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ソフトウェアの役割 ThinkPad本体内のBIOS(システム・プログラム)を更新します。BIOSを更新す ることにより、問題の解決や機能の追加、拡張ができます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回の変更内容 [重要な変更] ありません。 [新機能または機能の拡張] ThinkPad X32をサポートしました。 [問題の解決] ありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョンの確認方法 (A), (B)の2通りの方法があります。 (A) Windowsでの確認 1. Windowsを始動します。 2. ThinkPad 機能設定を起動します。 「スタート」「すべてのプログラム (またはプログラム)」「Access IBM」 「ThinkPad 機能設定」の順にクリックします。 3. ThinkPad 機能設定の画面で、「システム情報」アイコンをクリックしま す。 4.「BIOS情報」タブをクリックします。 画面上に、次のバージョン情報が表示されています。 BIOS バージョン エンベッデッド・コントローラー・バージョン 5.「OK」をクリックし、終了します。 (B) BIOS設定での確認 1. コンピュータの電源を切ります。 2. コンピュータの電源を入れます。 3. 画面左下に To interrupt normal startup, press the blue Access IBM button が表示されたら、F1キーを押します。 「IBM BIOS Setup Utility」の画面が表示されるまで待ちます。 パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れます。 4. 画面上の次の行に、バージョン情報が表示されています。 BIOS Version : BIOSのバージョン Embedded Controller Version : エンベッデッド・コントローラー・ プログラムのバージョン 5. コンピュータの電源を切り、終了します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 注意事項 −今回提供されるBIOSは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバ ージョンが1.07bまたはそれ以降の場合、正常に動作します。 まだエンベッデッド・コントローラー・プログラムを更新されていない方は、 別パッケージ「エンベッデッド・コントローラー・プログラム バージョン 1.07b(またはそれ以降)」を入手し、エンベッデッド・コントローラー・プ ログラムも同様に更新してください。 −BIOSとエンベッデッド・コントローラー・プログラムの両方を更新する場合 は、先にBIOSを更新してください。 −Windows 98 Second Edition環境でBIOSを更新する場合は、Microsoft Web サイトから「Windows 98 Second Edition Shutdown Supplement」をダウン ロードし、導入してください。 詳細は「Windows 98 Second Edition環境で更新作業をする場合」の章を参 照してください。 −バージョン2.00以降のBIOSから、マスターハードディスクパスワードを 入力する場合には、ハードディスクパスワードプロンプトで、F1キーを押し  てから、マスターハードディスクパスワードを入力する必要があります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− BIOSの更新方法 (注意) −現在問題なくシステムをお使い頂いている場合は、必ずしもBIOSを更新する 必要はありません。そのままお使いください。 BIOSを更新する必要があるかどうかの判断は、「バージョン情報」の章を参 照してください。 −BIOSの更新作業には、ACアダプター、及び充電済みのバッテリー・パックが 必要です。 −ドッキング・ステーション、またはポート・リプリケーターがコンピュータ ーに接続されている場合、それらを取り外します。 −RDM (Remote Deployment Manager) または同様の環境下でBIOSを更新する場 合、更新作業に先だってあらかじめ始動パスワードを削除しておきます。 警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、BIOSの更新中に 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたりしないでください。 BIOSの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が必要と なる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThinkPadをお持ち いただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 次の3通りの方法があります。 (A) ThinkPad ソフトウェア導入支援による自動更新 (B) 手動更新 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) (A) ThinkPad ソフトウェア導入支援による自動更新 1. コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 2. Windowsを始動します。Windows XP/2000/NT 4.0の場合は、アドミニスト レーター特権をもつユーザーIDでログオンします。 3. Internet Explorerを起動します。 4. ツール バー上の「ThinkPad ソフトウェア導入支援」ボタンをクリック します。(*2) 5.「ようこそ」の画面で「新規・更新パッケージの導入」が選択されている ことを確認し、「次へ」をクリックします。 6.「更新パッケージの検出」画面で「インターネット上の最新情報を取得す る」にチェック・マークがついていることを確認し、「次へ」をクリッ クします。 検索を開始します。 7.「パッケージのダウンロード」画面が表示されたら「次へ」をクリックし ます。 8.「パッケージの選択」画面が表示されたら、 BIOS にチェック・マークが付いていることを確認します。(*3) 9.「次へ」をクリックします。 10.「パッケージの導入」画面でパッケージ名を確認し、「導入」をクリック します。 11. 完了しました。と表示されたら「OK」をクリックします。 12.「閉じる」をクリックします。 13. 画面の指示に従います。 ご使用の環境によっては、下記のメッセージが表示されることがあります。 その場合は、システムを再起動後、BIOSの更新作業を再度実行してください。 DeviceIoControl() returns 2 オペレーティングシステムを再起動して、 BIOSまたはエンベッデッド・コントローラーの アップデート・ユーティリティを再実行してください。 Windowsが自動的に終了し、BIOSアップデート・ユーティリティの画面が表 示されます。 14. メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 15. 読み終えたら、Escキーを押しメニューに戻ります。 16.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従って更新を行い ます。 更新の作業が終了すると、コンピューターが自動的に再起動します。 これで全ての作業が完了です。 ヒント *2: ツール バー上に「ThinkPad ソフトウェア導入支援」ボタンが表示されない 場合は、 (a) Internet Explorerのメニュー バー上で、「表示」「ツール バー」 「ユーザー設定」の順にクリックします。 (b)「ツール バーの変更」画面の「利用できるツール バー ボタン」のリス トの中から「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタンをクリックして選 択し、「追加」をクリックします。 (c)「現在のツール バー ボタン」に「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタ ンが登録されたことを確認したら、「閉じる」をクリックします。 もし、「ThinkPad ソフトウェアの更新」ボタンが見当たらない場合は、 −「ThinkPad ソフトウェア導入支援」自身を更新して (バージョン 2.10.03C2 およびそれ以降)、ツール バーに登録できるようにする。 −手動で「ThinkPad ソフトウェア導入支援」を起動する。 (例) 「スタート」「すべてのプログラム (または プログラム)」「Access IBM」「ThinkPad ソフトウェア導入支援」の順にクリックする。 のどちらかを実行してください。 *3: チェック・マークのついたその他のパッケージも同時に更新することができ ます。目的のパッケージだけを更新したい場合は、それ以外のパッケージに ついているチェック・マークをクリックしてチェック・マークの表示を消し ます。 各パッケージ名の左端の + マークをクリックすると、現在導入されている バージョンが表示されます。 (B) 手動更新 「手動更新の方法」の章を参照してください。 (C) コマンド・ラインによる更新 (Unattended インストール) 「コマンド・ラインによる更新(Unattended インストール)の方法」の章 を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 更新作業をスムーズに行うためのヒント BIOSを更新する際に、次のような問題が発生することがあります。 −更新作業中にSTOP ERROR(青画面を背景にしたストップ・エラー)が発生し、 作業が完了しないうちにコンピュータが勝手に再起動していまう、または STOP ERROR画面でハングする。 −「Debug ...」「eFlash Error」ウィンドウ等が表示され、そのまま更新作 業が中断する。 −メイン・メニュー画面で、画面の一部(右側)にゴミが表示されてしまう。 等。 そのような場合は、次のヒントを参照して更新作業を行ってみてください。 1. 使用しているWindowsに必要な最小メモリー(例:Windows XPでは256 MB) よりも、なるべく多くのメモリーをコンピュータに搭載する。 2. Windowsが始動してもすぐにBIOSの更新作業を行わない。 Windows スタートアップ、スケジュールで登録されたプログラムの始動・ 実行が完全に終了するまで待つ。(特にアンチ・ウィルス・プログラム等 は始動・実行の完了に時間がかかります。) 3. BIOSの更新作業の前に、なるべく他のプログラムを終了させる(クローズ する)。 4. BIOSの更新作業中にWindows上に表示される「ThinkPad BIOS アップデー ト − InstallShield Wizard」画面で、マウスで「次へ」をクリックす るかわりにキーボードの「Enter」キーを押して画面を先に進める場合は、 適当に間隔を空けてキーを押す(素早くキーを押して行かない)。 この理由は、「InstallShield Wizard」画面の表示中はアップデート・ ユーティリティのプログラムの一部がバックグラウンドで実行されてお り、そのプログラムが終了しないうちに Enter キーを次々と押して画面 を先に進めていくと、その処理が正常に終了しない場合があるからです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− BIOSを初期設定に戻す方法 「バージョン情報」の章の「問題解決/変更の概要」に書かれていない障害が 発生した場合、BIOSの設定を初期設定(デフォルト)に戻してみるのも一つの 方法です。 BIOSを初期設定に戻す方法は以下の通りです。 1. コンピュータの電源を切ります。 2. コンピュータの電源を入れます。 3. 画面左下に To interrupt normal startup, press the blue Access IBM button が表示されたら、F1キーを押します。 「IBM BIOS Setup Utility」の画面が表示されるまで待ちます。 パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れます。 4. F9キーを押します。(Setup Defaults) 5.「Yes」を選び、初期設定に戻します。 6. F10キーを押します。(Save and Exit) 7.「Yes」を選び、保存・終了を行います。 システムの再設定が完了し、システムは自動的に再起動します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− バージョン情報 (日本での未発表製品/未発表バージョンも含みます) 現在までに次のBIOSが提供されています。またそれに対応したエンベッデッ ド・コントローラー・プログラムもそれぞれ用意されています。 (略語) BIOS ID : 管理者用のBIOS識別情報 ECP : エンベッデッド・コントローラー・プログラム BIOS BIOS ID ECP バージョン バージョン ---------- -------- ---------------------- 3.00d 1QET94WW 1.07b (またはそれ以降) 2.15 1QET78WW 1.06 2.14 1QET77WW 1.04 2.13a 1QET76WW 1.04 2.11 1QET73WW 1.01, 1.03 2.10a 1QET72WW 1.01, 1.03 2.04 1QET66WW 1.01, 1.03 2.03 1QET65WW 1.01, 1.03 2.02 1QET64WW 1.01, 1.03 2.01a 1QET63WW 1.01, 1.03 2.00a 1QET61WW 1.01, 1.03 1.04a 1QET36WW 1.01, 1.03 1.03 1QET34WW 1.01, 1.03 1.03 1QET34WW 1.01, 1.03 1.02 1QET33WW 1.01, 1.03 1.01 1QET32WW 1.01, 1.03 1.00b 1QET31WW 1.01, 1.03 問題解決/変更の概要 (略語) < > BIOSのバージョンを示します。 ( ) 管理者用のBIOS識別情報を示します。 [重要] 重要な変更を示します。 (新) 新機能または機能の拡張を示します。 (修) 問題の修正を示します。 <3.00d> (1QET94WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.07b(またはそれ以降)、正常に動作します。 −(新) ThinkPad X32のサポート。 <2.15> (1QET78WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.06の場合、正常に動作します。 −[重要] バッテリーによる動作中に、コンピューターの電源が突然切れてし まうことがある。 −(修)「IBM BIOS Setup Utility」の「Intel(R) SpeedStep technology」オ プションの設定を「Enabled」「Mode for Battery」オプションの設定 を「Maximum Performance」にしても、バッテリーによる動作時のプロ セッサーの動作周波数(動作速度)が最高値にならない。 「Intel(R) SpeedStep technology」および「Mode for Battery」オプ ションの設定は、次の場所にあります。 IBM BIOS Setup Utiityのメイン・メニュー -> Config -> Power −(修) Access IBM Predesketop AreaのメニューにStartup(起動デバイスの選 択)が表示されてしまっている。 <2.14> (1QET77WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.04の場合、正常に動作します。 −[重要] BIOSをバージョン 2.13aに更新すると「IBM 802.11a/b/g MiniPCI カード」が動作しないことある。 「IBM 802.11a/b/g MiniPCI カード」のデバイス・ドライバーをバー ジョン 2.4.1.8 以上に更新するか、今回提供されるBIOSに更新する ことで問題が解決します。 −(新) EDID (Extended Display Identification Data) 1.3に準拠。 −(修) 始動パスワードがあらかじめ設定されていると、コンピューターがシ ステム休止状態から通常の動作状態に戻る時にパスワードの入力画面 が表示されるが、「IBM BIOS Setup Utility」の「Require password after hibernate」オプションの設定が「Enabled」になっていると、 パスワードの入力画面の表示後すぐにコンピューターの電源が勝手に 切れてしまう。 −(修)「IBM Client Security Software」を導入して「ユーザー認証マネージ ャー」機能を使用している場合、スタンバイ状態から通常の動作状態 に戻る時に「ユーザー認証マネージャー」によってあらかじめ登録さ れたパスフレーズの入力を求められるが、次の条件が全て重なると、 その正しいパスフレーズを入力しても認識されない。 1.「IBM BIOS Setup Utility」の「Timer Wake with Battery Operation」オプションの設定が、「Disabled (復帰しない)」にな っている。 2. Windows XPの「電源オプション」のプロパティの「電源設定」で、 バッテリー使用時の「システム スタンバイ」と「システム休止状 態」の時間が設定してある。ここで、「システム スタンバイ」よ りも「システム休止状態」の方が長い時間に設定してある。 3. ACアダプターを外し、バッテリーによる動作状態になっている。 4. 3.で設定した時間に従ってコンピューターがスタンバイ状態に入る が、さらにシステム休止状態で設定した時間以上にそのまま何もし ないでおいておく。 5. コンピューターをスタンバイ状態から通常の動作モードに戻す。 <2.13a> (1QET76WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.04の場合、正常に動作します。 −(新)「ThinkPad ソフトウェア導入支援」によるBIOSの自動更新機能の提供。 BIOSの更新があった場合、「ThinkPad ソフトウェア導入支援」で更新 パッケージの検出を行うと、インターネット上の必要なファイルの検 出、ダウンロード、解凍、更新までを全て自動的に実行します。 詳細は、「BIOSの更新方法」の章の「(A) ThinkPad ソフトウェア導入 支援による自動更新」を参照してください。 −(新) ハイバネーション・モードから通常の動作モードに復帰する際、始動 パスワードの入力を要求する/しない機能の追加。 コンピューターがハイバネーション・モードに入ったあとスケジュー ルに従ってプログラム等を自動実行するように設定していた場合、あ らかじめ始動パスワードを設定していると、 「要求する (Enabled)」に設定 始動パスワードが入力されるまでコンピューターは起動しません。 「要求しない (Disabled)」に設定 始動パスワードの入力なしにそのままコンピューターが起動します。 [標準設定:要求しない (Disabled)] この機能は「IBM BIOS Setup Utiity」内の次のオプションで追加され ました。 IBM BIOS Setup Utiityのメイン・メニュー -> Security -> Password -> Require password after hibernate −(新) バッテリーによる動作中にタイマーによりサスペンド・モードやハイ バネーション・モードから通常の動作モードに復帰する/しない機能の 追加。 コンピューターがスタンバイ・モードやハイバネーション・モードに 入ったあとスケジュールに従ってプログラム等を自動実行するように 設定していた場合に、ACアダプターが取り外しされてバッテリーで動 作していても、 「復帰する (Enabled)」に設定 コンピューターは通常の操作モードに復帰します。 但し、ACアダプターを接続しないでそのままにしておくと、やがて バッテリーの残量がゼロになってしまいます。 「復帰しない (Disabled)」に設定 コンピューターを通常の操作モードに復帰させません。 また、スタンバイ・モードからタイマーのスケジュールに従って ハイバネーション・モードに移行する機能も動作しなくなります。 [標準設定:復帰しない (Disabled)] この機能は「IBM BIOS Setup Utiity」内の次のオプションで追加され ました。 IBM BIOS Setup Utiityのメイン・メニュー -> Config -> Power -> Timer Wake with Battery Operation −(修) 一部のモデルでシステム起動時に表示されるIntel Centrinoロゴのデ ザイン(色)の変更。 −(修) (Windows XP) ドッキング・ステーションに挿入されたネットワークPC カードでコンピューターをネットワーク接続した状態で、サスペンド・ モードに入ったコンピューターをネットワーク経由で通常の動作モー ドに復帰させようとすると、まれに復帰できないことがある。 (ヒント) この機能を使用するには、デバイス マネージャ -> ネットワーク ア ダプタ -> 使用しているネットワークPCカード デバイス -> プロパテ ィ ->「電源の管理」タブで、「このデバイスで、コンピュータのスタ ンバイ状態を解除できるようにする」にチェック・マークをつけてお く必要があります。 −(修) 一部のCardBusカードやUSBデバイスで、処理速度が遅い場合がある。 <2.11> (1QET73WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(新) IBM Rescue and Recoveryのサポート。 <2.10a> (1QET72WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(新) IBM 802.11b/g Mini PCI アダプターのサポート。 −(新) カスタムモデル番号設定のサポート(管理目的用)。 −(修) BIOSの更新中に以下のエラーが表示されることがある。 EFlash Error DeviceIoControl() returns 1450 指示通りコンピューターを再起動して更新を再度試みても、再びエラ ーが表示されBIOSの更新ができない。 (注意) この問題のエラー番号は次のように変更され、コンピューターを再起 動することで解決されます。 EFlash Error DeviceIoControl() returns 2 一度コンピューターを再起動すると、この問題は二度と生じません。 詳細は、「BIOSの更新のしかた」の章の手順7を参照してください。 <2.04> (1QET66WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(修) BIOSをバージョン 2.03に更新すると、旧型CD-ROMドライブを装着した システムが起動しないことがある。 <2.03> (1QET65WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(修) 一部のDVD/CD-RWドライブで、リカバリーCDによるリカバリー(ハード ディスクの内容を工場出荷時の状態に復元する)作業が失敗してしまう。 <2.02> (1QET64WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(新) ThinkPad X31 2003年秋発表モデルのサポート。 (注)「制限事項」の章を参照してください。 −(新) (Windows XP, Windows 2000) パスワード機能の強化。 <2.01a> (1QET63WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(修) Inte 855PMの温度センサーの問題のための修正。 <2.00a> (1QET61WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(新) IBM 11a/b/g Wireless LAN Mini PCI アダプターのサポート。 −(修) (Windows XP, Windows 2000) 電源オプションで「ポータブル コンピ ュータを閉じたとき」に「何もしない」に設定にしても、液晶ディス プレイを開けた時コンピュータがスタンバイ・モードから勝手に復帰 してしまうことがある。 <1.04a> (1QET36WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(新)「Access IBM Predesktop Area」の機能の追加。 −(修)「Access IBM Predesktop Area」の設定を、「ThinkPad リモート CMOS アップデート ユーティリティ (RDM用)」によってできない。 −(修) (Windows XP) マルチファンクション型CardBusカードを使用中にシス テムをサスペンド・モードに入れると、その後通常のモードに戻して もカードが動作しないことがある。 −(修)「IBM BIOS Setup Utility」で初期設定に戻すためのF9キーを2回押す と、「Startup」->「Network」内の設定が初期設定に戻らない。 −(修) (Windows XP, Windows 2000) コンピューターを「ThinkPad ウルトラ ベース X3」または「ThinkPad ドッキング ステーション」オプション に接続していて、かつWindowsの動作中にハードディスク・パスワード 設定済みのセカンド・ハードディスク・ドライブをそのオプションに 装着すると、システムを再起動してもセカンド・ハードディスク・ド ライブ用のハードディスク・パスワード・プロンプトが表示されない。 −(修) USBディスケット・ドライブとUSBマウスを両方接続すると、まれにシ ステムの起動中にハングする、またはディスケット・ドライブからシ ステムを起動できないことがある。 <1.03> (1QET34WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 (注意) 本パッケージで提供されるBIOSは、前パッケージ(バージョン 1.03) で提供された物と同じです(BIOS バージョン 1.03)。既に前パッケー ジでBIOSを更新された方は、再度BIOSを更新する必要はありません。 −(修) BIOSの更新作業中に「メイン・メニュー」で「1. 操作上の注意」を選 択すると、システムがハングする。(最初に「2. システム・プログラ ムの更新」を選択した場合は、そのままBIOSを更新できます。) <1.03> (1QET34WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(新) 内蔵イーサネット・アダプター・カードのオプションROMを使用不可に する機能の追加。これにより、DOSが使用可能なメモリー領域を拡張す ることが可能。 (IBM BIOS Setup Utilityの Config -> Network ->「Internal Network Option ROM」オプションで実行) −(修) (DOS) 韓国語DOS環境を始動中(MSHBIOS.COMをロード中)に、画面が何 も映らなくなったり、白くなったりする。 −(修) 始動パスワードやハードディスク・パスワードを設定すると、「スク リーン エクスパンジョン (HV expansion)」機能が常に動作してしま う。 −(修)「IBM BIOS setup Utility」のヘルプ・メッセージに一部間違いがある。 <1.02> (1QET33WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(新) Access IBM ボタンによってと同様に、コンピューターの起動時にF11 キーを押すことによっても「IBM プロダクト リカバリー」プログラム を起動できるように機能を追加。 −(修) (Windows 98) システムがハードディスク・ドライブに頻繁にアクセス している途中にサスペンド・モードまたはハイバネーション・モード に入ると、まれに通常のモードに戻れない場合がある。 −(修)「Intel Pentium M プロセッサー」のプロセッサー・ファミリー値の変 更。 <1.01 (1QET32WW)> (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(新) Access ThinkPad ボタンを押すと表示される「Access IBM Predesktop Area」画面で、システムがサスペンド・モードやハイバーネーション・ モードに入られない様にデザインを変更。(これは、いくつかの問題を 回避するためのものです。) −(修) (IBM セキュリティー・チップ搭載モデル)「IBM BIOS Setup Utility」 の「IBM Security Chip」オプションの設定を Enabled にすると、 「IBM BIOS Setup Utility」メニューで項目を選択しているとシステム がハングすることがある。 −(修) メモリー・コントローラーの設定の変更。 <1.00b> (1QET31WW) (注意) これは、エンベッデッド・コントローラー・プログラムのバージョン が1.01, 1.03の場合、正常に動作します。 −(新) (第一版) ThinkPad X31のサポート。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 手動更新の方法 WindowsのInternet Explorerを使用する場合を例に説明しています。 警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、BIOSの更新中に 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたりしないでください。 BIOSの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が必要と なる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThinkPadをお持ち いただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (ファイルのダウンロード) 1. Internet Explorerで、インターネット上の目的のファイルをクリックし ます。 2.「ファイルのダウンロード」画面で、「保存」をクリックします。 3.「保存する場所」で「デスクトップ」を選択します。 または他の好きな場所を「保存する場所」で選択します。 4.「保存」をクリックし、画面に従いファイルを一時的に保存します。 (ファイルの解凍と更新) 5. Windows XP/2000/NT 4.0環境の場合は、アドミニストレーター特権をも つユーザーIDでログオンしていることを確認します。 6. コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 7. Windows のデスクトップ画面を表示します。 または、手順 3.で指定した保存場所をエクスプローラで開きます。 8. 手順 4.で一時的に保存したファイルをダブルクリックします。 9. 画面の指示に従います。 ご使用の環境によっては、下記のメッセージが表示されることがあります。 その場合は、システムを再起動後、BIOSの更新作業を再度実行してください。 DeviceIoControl() returns 2 オペレーティングシステムを再起動して、 BIOSまたはエンベッデッド・コントローラーの アップデート・ユーティリティを再実行してください。 Windowsが自動的に終了し、BIOSアップデート・ユーティリティの画面が表 示されます。 10. メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 11. 読み終えたら、Escキーを押しメニューに戻ります。 12.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従って更新を行い ます。 更新の作業が終了すると、コンピューターの電源が自動的に切れます。 これで全ての作業は完了です。 最後に、手順 4.で一時的に保存したファイルを削除しておきます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コマンド・ラインによる更新の方法 (Unattended インストール) この方法は、システム管理者が一度に大量のThinkPadのBIOSを更新する場合 のみ必要です。 このパッケージで提供されるファイル名(1QUJ17JP.EXE)に、-s -a -s オプションを追加してコマンド・ラインで実行します。 (例) ドライブ名\ディレクトリ名\1QUJ17JP.EXE -s -a -s 更新作業の注意事項は、「手動更新の方法」の章の(ファイルの解凍と更新) に準じます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Windows 98 Second Edition環境で更新作業をする場合 Windows 98 Second Edition環境でBIOSを更新する場合、先に「Windows 98 Second Edition Shutdown Supplement」をMicrosoft社のWebサイトからダウ ンロードしてシステムに導入しておくことをお勧めします。 このプログラムと関連情報は次の場所にあります(2004年9月8日現在)。 (マイクロソフト サポート技術情報 - 旧文書番号 239887) http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;239887 1. 上の文書を開いたら、文書リンク http://www.microsoft.com/japan/win98/downloads/shutdown.htm をクリックします。 2. 画面を移動し、「PC/AT互換機(DOS/V)版をご利用の方はこちらをご利用 ください。」をクリックします。 3. 画面にしたがってファイルをダウンロードします。 4. ダウンロードしたファイルを実行します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 技術情報 (専門的な内容ですので、必要な方のみご利用ください) メモリー空間の情報: <予約領域> コンベンショナル・メモリー内の次のメモリー空間は、BIOSその他によって あらかじめ予約され、使用できません。 C0000-CFFFF : ビデオBIOS D0000-D3FFF : イーサネット用オプションROM (*4) DC000-DFFFF : USB BIOS (*5) E0000-FFFFF : システムBIOS (注意) *4:「Internal Network Option ROM」の設定を「使用不可(Disabled)」に すると、使用可能な領域となります。 (「IBM BIOS Setup Utility」メニューの Config -> Network -> 「Internal Network Option ROM」オプション) この場合、WakeOnLAN機能とPXE起動の機能は使用できません。 *5:「USB BIOS Support」の設定を「使用不可(Disabled)」にすると、使 用可能な領域となります。 (「IBM BIOS Setup Utility」メニューの Config -> USB -> 「USB BIOS Support」オプション) 使用不可にしても、USB機器をWindowsで使用することはできます。 <使用可能な領域> 次のメモリー空間は、EMM386等のメモリー・マネージャで使用可能です。 D4000-DBFFF 但し、オペレーティング・システムによっては、上記の使用可能な領域から CardBusコントローラその他用にメモリー空間を割り当ててしまいます。 そのアドレスとサイズは、オペレーティング・システムの仕様により異なり ます。 上記で示された情報は、今回提供したBIOSのバージョンでのみ有効です。また 将来のBIOSの更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 制限事項 (ThinkPad X31 2003年秋モデル以降に関して) パスワード設定時にパスフレーズ(Passphrase: 言葉と言葉の間にスペースを 入れた言い回し。最大64文字までの英数字を指定可能)を使用できるようにな りましたが、この機能はWindows 2000, Windows XPでのみサポートされます。 Windows 98, Windows NT 4.0はサポートしません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 * IBM および ThinkPad は、IBM Corporation の登録商標です。 * Intel, Pentium および SpeedStep は、Intel Corporation の登録商標です。 * Centrino は、Intel Corporation の商標です。 * Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の登録商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。 ==========================================================================